発音が難しく感じるのはなぜ?

発音が難しく感じるのはなぜ?

英会話の学習を通じて、きっと皆さんも自分と同じような疑問を持つでしょう。

(なぜ自分の耳からきこえる音と、口から出せる音はこんなにも違うんだろう?)

日本人にとって英語の発音が難しく感じてしまうのは、きちんとした理由がありますので、本節では、英語の発音の秘密について紹介したいと思います。

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英語には日本語に含まれていない音が多い

英語の発音が難しく感じる理由の1つ目は「日本語にはない音がたくさん存在するから」というものです。

流れるように話される英語をよく分解して聞いてみると、日本語にはない音が混じっていることに気付けるでしょう。

特に「th」「z」「v」の音は、日本語で使われることはありません。

また英語は40以上の子音が存在しており、日本語と比較しても圧倒的なボリュームです。

このように、慣れない音を数多く拾う必要があることから、習得に苦労するのは当たり前ということですね。

「R」と「L」の違い

2つ目の理由は「R」と「L」の音の違いで、これらの聞き分けも日本人が苦手とするポイントだと思います。

似たように聞こえても、例えば「Lice(シラミ)」「Rice(米)」で意味合いは大きく異なってきます。

Piece of cakeの伝家の宝刀「幕末リスニング」である程度聞き分けできるようになるものの、それで完璧になるわけではありませんので練習あるのみです!

英会話における発音練習のポイント!

幕末リスニングで発音感覚を掴んだ後は、単語のアクセントにも重点をおいていきましょう。

単語の抑揚・リズム、前後どちらに強弱があるか、しっかりと聞き分けてみることです。

日本語でも「以外」と「意外」は同じ音ですが、アクセントを置く位置が若干異なりますよね。

私たちは日本人なので、同じ音でもアクセントや文脈から判断できますが、これは英語においても同じことが当てはまると言えるでしょう。

とにかく聞き分けられるまで慣れるしかなく、文中に隠れる単語まで拾えるようになったら、耳が出来上がっている証拠でしょう!

そして最終的に意識すべきは、脳内でいちいち日本語に変換しないことです。

英会話を始めたころは、英語を耳で聞いた後に脳内で日本語に直してから、意味を理解していると思います。

しかし、この作業を毎回やっていては会話に追い付けないので、単語や文章をそのまま理解できるよう努めてみてください。ここまでくれば、英語スピーカーを名乗れるレベルだと思いますよ!

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